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2006年11月 4日 (土)

76世代

最近、経済紙などでやたらと目にする「76世代(ななろくせだい)」

意味は1976年前後に生まれた人を言う。
この世代が今、IT業界をはじめとする各業界で活躍しているのだそうだ。
年齢で言うと30歳前後。
この76世代は第3世代にあたるそうだ。
それでは第1世代はというと孫正義ソフトバンク社長、アスキーを創業した西和彦氏の時代、第2世代は楽天の三木谷浩史社長やライブドア前社長のホリエモンこと堀江貴文被告の時代だそうだ。

そして第3世代は「ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)」の国内最大手、ミクシィの笠原健治社長(30)を筆頭にIT業界のそうそうたる名が連ねる。

第1~2世代とななろく世代では経営者の姿勢や性質に大きな違いがあるそうだ。
 第2世代までは連日マスコミが取り上げていたように勝者が独り占めをした場合、そのシェアを奪うべく正面から戦いを挑んで ましたよね。
相手にあって、自分にないサービスがあれば、致命傷となる。だから、M&Aで自社にないサービスを持つ会社を次々と買いまくった。

 ところが、ななろく世代になると、「勝者独り占め」が起きても、無理には争わないのだそうだ。
ナンバーワンよりオンリーワンを目指している世代とある。

確かに一昔前のIT業界はビジネスのパイが大きかったため成功も大きかった。
しかし、ビジネスモデルが少ないために、同じビジネスモデルの同業他社と生き残りをかけて、ナンバーワン争いをするしかなかったんだろう。
一方、ななろく世代は第2世代が覆い尽くせなかった隙間に新たなビジネスモデルを築くことで、ビジネスにしていった。
けど、やはり隙間なだけにパイは小さいがビジネスモデルが多いので、オンリーワンになりやすく、成功の確率も高いのだという。

僕もずばり76年生まれの「76世代」。
これからの日本は僕ら世代の時代だと思う。
僕一人がどんなに頑張ってもこの日本を変えることはできないが、せめて仲間達とは、いろんな意味で最高な時を刻んで生きたいと思う。

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